VTI・ VYM・HDVの各ETF にはセクター別の構成比率があります。
VTI
2018年3月31日現在
金融とテクノロジーがワンツーです。3番手も資本財ですので、市場全体が上がる時は上がるし、下がる時は下がる特性を持っています。
VYM
2018年3月31日現在
こちらもテクノロジーと金融が高いです。セクター構成だけを見ると、VTIとそこまで大きく変わりませんが、 VYMは無配当銘柄じゃなく、高配当銘柄だけで構成されているため、各セクターの中身は異なります。 VYMはディフェンシブでもあり、値上がりも期待できるETFです。
HDV
ディフェンシブの代名詞である生活必需品、ヘルスケア、電気通信、公共事業が上位となり、上記2つのETFと大きく異なります。より、高配当かつディフェンシブなETFだと思います。
で、これらの比率を今の購入方針であるVTI 30% VYM 15% HDV 15% BND 30% VHT 5% VDC 5%のポートフォリオに組み合わせるとこんな感じになります。
債券ETFのBND も含めると
まあ、当たり前ですがディフェンシブなポートフォリオでキレイに分散されています。やっぱりETFは個別株を選別していくより、気楽で簡単ですね。
「面倒だ」「市場平均に劣りたくない」といった方にはオススメの投資です。ETFはディフェンシブな一面も持ち合わせていますので。
当然、個別株を含め銘柄数で分散させたとしても、セクターが一緒だと分散効果が薄い。そのため、セクター割合はわりと気にしています。