2020年3月の投資成績の詳細

S&P500指数は先月から−12.51%下落し、一時−30%を超えるほどの暴落となった歴史的な月でした。
先月から損益率は約−1%と含み損という形でしたけど、今月は配当金を含めたトータルリターンでもマイナスという悲しい投資成績となっています。
一応個別株では、ETFよりディフェンシブなポートフォリオのため、ETFやS&P500よりも成績がマシぐらいですけども、守りという部分ではその役目を今のところ果たしています。
各銘柄別の損益率

原油先物価格が約−50%の暴落ということから、XOM(エクソン・モービル)やRDS-B(ロイヤル・ダッチ・シェル)が案の定、大きく含み損となっています。
業績悪化は勿論のこと、タコ足配当で配当を維持できるのか、それとも減配するかどうか、不透明感が増しているこのタイミングでエネルギーセクターへの追加投資できるほどの胆力が欲しいです。
ETFではSPXLが大暴落です。3倍レバレッジ型なので、当然ではあります。最大リスクと言われている早期償還さえなければ構わないのですが…。
前月からの変動率と時価(KO・T・MCD・ETFの追加投資分含む)

セクター別での前月からの変動率
想定通り、ディフェンシブなセクターと言われているヘルスケア・生活必需品セクターや、現代の生活必需品である情報技術セクターが健闘しています。
反面、景気敏感と言われる金融・資本財・一般消費財セクターは大きく下落しています。
2020年3月31日現在のポートフォリオ
2月後半からすでに下落し始めていた3月では、S&P500がある程度下落したタイミングに合わせて、追加投資しています。
2月19日のS&P500の終値3386.15から
3月3日にKO(コカ・コーラ) (S&P500 −8.56%)、
3月6日にT(AT&T) (S&P500 −12.76%)、
3月10日にETF積立 (S&P500 −16.91%)、
3月17日にMCD(マクドナルド) (S&P500 −28.37%)、
以上の取引履歴です。
またしても、MSFT(マイクロソフト)は買えませんでした。。。高成長を約束されていると考えると、なかなか決断できません。
この暴落時も保有銘柄の売却は全く考えていません。フルインベストメントでも無いですし、投資額もまだまだ満足できる水準でも無いし、まだ30代で、先はまだまだ長いです。
なにかと理由をつけて、銘柄入れ替えや売却を出来るほどのセンスも無いですし、その時は冷静な判断したように思っても、いざ振り返ってみると、実は狼狽していたともいえる判断ということもなくないです。
現時点ではバイ&ホールド戦略がベターです。
本業も然り、安定した業績を誇るディフェンシブ銘柄でさえ安心できる経済状況ではないですけど、資本主義と米国株を信じて覚悟を決め、この下落相場を乗り越えたいと思います。