世界最大のコンピュータネットワーク機器企業
47.8890 × 20株(約10万円)で購入(2019年8月19日)
情報技術セクター(景気局面:回復)
配当利回り 2.98%(2019年8月19日)
連続増配 8年
配当性向 52.4%
EPS 2.67
PER約18倍(2019年8月19日)
配当月
1・4・7・10月の年4回配当
CSCO: Dividend Date & History for Cisco Systemsより
購入理由
- 利益率の高い情報技術セクターへの投資
- PERが約18倍、配当利回りが約3%、配当性向も約52%と余力がある、魅力的なバリエーション
- 配当金のあるMSFTやVといった高収益企業より利益成長への市場期待度が高過ぎない安定収益の成熟企業
直近の決算で、コンセンサスを下回るガイダンスにより、株価が急落したCSCOを新規で投資しました。
個別株のポートフォリオ
これで8月はUL・PEPに続いて、3銘柄目の個別株投資です。
※18年のEPSの減少は税制改革が要因
18年のEPSの減少は税制改革が要因
配当金を出しているMSFTやV、無配当のGOOGやFBなど圧倒的な収益力を誇る情報技術セクター。(現在、GOOGやFBはコミュニケーションサービスセクター)
これらの銘柄と比べると、やや収益性が劣る地味な印象のCSCOは、インターネット社会でのネットワーク機器で圧倒的なシェアを誇ります。
そのトップシェアからの独占力や盤石なキャッシュフローの安定感が素晴らしいCSCOでも、競争や技術進歩のスピードが激しい栄枯盛衰の情報技術の世界では、いつまでCSCOの収益基盤を維持できるかわかりません。
しかし、圧倒的な独占力を持っているCSCOが、数年で消えていくことは考えられません。
この判断の難しいCSCOを長期投資のコアに据えることは難しいですが、高収益な情報技術へのアクセス、分散投資の一環として保有という形に落ち着きました。
またCSCOは、市場でPERが約18倍と高い評価を受けているわけでもなく、そこがMSFTやVなどと大きく違う点で、CSCOは高成長を維持する必要がありません。
情報技術インフラともいえるCSCOの現在のバリエーションは申し分ないので、このまま、成熟企業としての安定した業績の成長と、安定した株主還元を続けていただければと思います。